アフターピルとは
アフターピル (緊急避妊薬)とは避妊に失敗、または避妊せずに性交した72時間以内に緊急的に用いる避妊薬です。アフターピルを性交後72時間以内に服用した際の妊娠率は1.59%と報告されており、性行後から服用までの時間が短ければ短いほど、避妊の確率は高くなります。
アフターピルの処方をご希望の方は通常の診療予約枠とは別に対応いたしますので、予約枠に空きがなくてもお電話にてご連絡ください。
当院は女性の内科医師のため、婦人科の受診をためらっておられる方も、まずはご相談ください。
飲み方
当院では、1回の内服で妊娠阻止率が高く副作用が少ないノルレボ錠を採用しています。アフターピルは正しい方法で服用しなければ、効果を得ることができません。服用する際、基本的に常温の水を使用し、アルコールやカフェイン、炭酸はお控えください。
副作用
アフターピルの主な副作用は、吐き気、腹痛、頭痛、眠気、倦怠感、乳房の張り、胃腸障害、不正出血です。内服によってホルモン環境に大きな変化が生じるため、さまざまな症状が現れます。個人差はありますが、通常では24時間程度で治まります。これらの副作用の中で注意するべきは、吐き気です。アフターピル服用から2時間以内に嘔吐してしまった場合には十分な効果が得られない可能性があるため、早急にご相談ください。
費用
処方薬 | 費用 |
---|---|
ノルレボ | 10000円 |
注意点
アフターピルの避妊効果は高いものの100%ではないため、避妊の失敗があった時の緊急的な手段・備えとしてください。内服によってホルモン環境に大きな変化が生じるため生理間隔にも影響し、生理が早まることや遅れることがあります。副作用の一環として不正出血がありますが、茶色いような少量の出血であれば問題はありません。アフターピル服用から2時間以内に嘔吐してしまった場合には十分な効果が得られない可能性があるため、早急にご相談ください。