消化器内科

消化器内科

下腹部痛消化器内科では、食道・胃・十二指腸・小腸(空腸・回腸)・虫垂・大腸(盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸)・肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・脾臓といった主に食べ物の消化に携わる臓器の診断・治療をしています。消化器は外から見えず、症状に個人差があるため、定期的な検診がとても重要になります。適切な検診を継続することで早期発見・早期治療が可能になり、特に食道がん・胃がん・大腸がんに対しては外科的な手術をしなくても内視鏡による手術のみで完治できる場合もあります。

当院の特徴

胃カメラ検査

鼻、または口からカメラを挿入し、直接、食道や胃を観察します。鼻から挿入する場合は、口からカメラを挿入する方法にくらべて、苦痛を軽減することが出来ます。鎮静剤を使用してウトウト眠ったまま受けられる検査も可能です。

ヘリコバクターピロリ菌感染症

ヘリコバクターピロリ菌感染症は、胃の炎症(胃炎)、潰瘍、胃がんを引き起こす細菌感染です。胃炎や消化性潰瘍の原因として世界で最もよく見られます。ピロリ菌に感染しているほぼすべての人に胃の炎症(胃炎)が見られ、胃潰瘍を引き起こす可能性があります。感染が長期に及ぶと胃がんのリスクが高まります。
現在の除菌治療では、約98%の人がピロリ菌の除菌に成功しています。除菌が成功した後は胃炎や胃がんのリスクは減るものの、除菌前の胃炎の状態が進行していると除菌後も胃がんが生じるリスクは残るため、定期的な検査の継続をお勧めしています。

大腸カメラ検査

大腸カメラ違和感が強くでる方や、ご不安が強い方は鎮静剤を使用した検査をお勧めしております。検査中に発見した大腸ポリープはその場で切除が可能です。当院はトイレ付個室で下剤を服用できますので、初めての方も安心して検査を受けられます。

超音波(エコー)検査

超音波検査風景超音波検査は、超音波を用いて体の内部を観察する検査方法です。おなかの臓器(胃、十二指腸、大腸、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、前立腺、子宮、大血管)を簡単に素早く観察できるうえ、体に無害で苦痛のない検査です。
腹部超音波検査では、各臓器の腫瘍性の病気、脂肪肝、肝のう胞、胆嚢ポリープ、胆嚢結石、総胆管結石、腎のう胞、腎結石、尿管結石、前立腺肥大、子宮筋腫などがわかる他、各臓器の大きさや形、血流についても調べることができます。

消化器内科で対応する疾患

食道 機能性ディスペプシア、逆流性食道炎、好酸球性食道炎、食道がん、食道静脈瘤など
胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、胃アニサキス症など
十二指腸 十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸腫瘍など
小腸 胃腸炎、腸閉塞など
大腸 大腸ポリープ、大腸がん、過敏性腸症候群、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、腸閉塞など
肝臓 脂肪肝、慢性肝炎(B型・C型、アルコール性)、肝硬変症、薬剤性肝障害、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎、肝細胞がんなど
胆道 胆嚢結石、胆嚢炎、総胆管結石症、胆のう炎、胆のうポリープ、胆のうがん、胆管がんなど
膵臓 急性膵炎、慢性膵炎、膵がんなど

消化器内科で対応する症状

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